モノで溢れる現代社会で、本当に必要なモノがどんどん少なくなってきているように感じるのは、僕だけでしょうか?
そんな世の中で、今後どのようなモノが受け入れられていくのか、お店を営むものとしてはとても興味があることです。
そんな時、ふと思い出すモノがあります。
それは・・・
先日のコラムで登場した、このマネートレイ。
これは、革製品のデザイナーである木島慎哉さんが開業のお祝いで作ってくださったモノです。
(東京にいた頃、休日を使って木島さんの教室(靴&革小物製作)に通っていました。)
木島さんは美的センスのかたまりみたいな方で、毎回お会いするたびにヒリヒリするような刺激を受けてきました。
そんな木島さんに頂いた、この手づくりのマネートレイ。
このマネートレイに、先ほどの問いに対する答えが詰まっているような気がしてならないんですね。
それは・・・
魂。
そう、かたまり。
もといっ、たましい。 ヾ(゚ロ゚ )オィッ ←最初で最後の絵文字
このマネートレイには、木島さんの魂がこもっています。
そして、上質な牛革で作られていますから、しっかりとメンテナンスすれば、おそらく一生使えます。
作り手の魂がこもっていて、長く愛用できるモノ。
そういったモノが、これからの世の中でもっともっと必要とされてくると、僕は思っています。
「モノ」を「サービス」に置き換えると・・・
魂がこもったサービスを受けられて、アフターフォローがしっかりしている。
そんなお店でモノを購入したり、サービスを受けたりしたいですよね?
少なくとも、僕はそう思います。
僕のお店はまだまだ出来たばかりのひよっこで、こんなこと語る資格はまったくありませんが、そういったモノやサービスをしっかりと提供できるようなお店をこれから目指していきたい、そう強く思っています。
このマネートレイをみて、ふと感じたことをつづってみました。