おはようございます。寺田です。
シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?
僕は、家族(両親、兄家族含め)で長野県の駒ヶ根に行ってきました。
旅行の目的のひとつが、とある会社を訪れることでした。
いつか行ってみたい!と思っていたその会社とは、
そう、伊那食品工業株式会社です。
たぶん、『かんてんぱぱ』の会社って言ったほうがピンとくる方が多いのではないでしょうか。
主に、寒天を使ったいろいろな健康食品を通信販売している会社ですが、とにかくこの会社、すごすぎます。
なにがすごいって、
まず、赤松などの緑に囲まれた、この建物。
これはゴルフ場のクラブハウス、じゃなくて、本社です(笑)。
緑に囲まれたこの会社の敷地内(かんてんぱぱガーデン)には、工場、直営ショップ、レストラン、芝生広場、メダカ池、ギャラリー(写真展)、美術館(年内OPEN)などがあり、観光客がゆったりと時間をかけて楽しめます。
しかもこの敷地の整備や掃除は、社員が率先してされているとか。
この会社のすごさは、こういったハード面もそうですが、
社是『いい会社をつくりましょう』や、『リストラなしの年輪経営』を謳っている塚越寛会長の考え方、理念(ソフト面)がもっとすごい。
しかも、創業以来、48年連続の増収増益なんです!
恐るべし、かんてんぱぱ。
これから、伊那食品工業のような素晴らしい会社が増えてくると、世の中がもっと楽しくなりそうですね。
塚越会長が経営戦略の柱とされてきた二宮尊徳の言葉で、今日のブログを締めくくりたいと思います。
遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
故に富有り
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利を迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す
二宮尊徳