先日ブログでつづったハーゲン先生のセミナーの後、その足で福岡に向かいました。
目的は、福岡大学病院の竹内先生と竹之下先生による『糖尿病と靴』をメインテーマとした講義を受けることと、同業の先輩のお店を見学させていただくことでした。
福岡に着いたその日に、竹内先生と竹之下先生の講義を受けました。
竹内先生、竹之下先生は、糖尿病や足についてとても深い知識と経験をお持ちで、なによりも仕事に対する熱意がすばらしかったです。
脳や心臓から一番遠い『足』についての専門医は、欧米に比べると日本はまだまだ数が少ないと言えます。
それだけに、お若い両先生の存在はたいへん貴重だと思いますし、今後益々ご活躍されるだろうなぁと率直に思いました。
そもそもこの糖尿病ですが、失明や腎症、動脈硬化などの合併症が非常に怖い病気です。
そして、実は足や靴とも関係の深い病気でもあります。
たとえば、足に傷を作ってしまったり火傷をしてしまったりすると、神経や血流の障害がある場合、最悪切断に至ってしまうことあります。
そうならないためにも、日頃の足のケアや靴選びなどがとても重要なポイントになるわけです。
講義では、より突っ込んだ内容や病院の現場における現状などを教えていただきました。
また、この写真のように実技もあり、とても有意義な講義となりました。(竹内先生、竹之下先生、ありがとうございました!)
翌日は、同業の先輩のお店『シューズクラトミ』さんを見学させていただきました。
とにかく、すごい品数(特にフィンコンフォートの数は日本一?!)で、本場ドイツのコンフォートショップを見学したときのことを思い出しました。
レジカウンターもバーのカウンターのようで、オーナーの倉冨さんのこだわりが感じられました。
そして、ここにもすごいこだわりが!
なんとこちらのお店、旅館のように履いてきた靴を脱いでお店に上がるようなシステムになっているんです。
奥にはカウンセリングルームがあって、すごい仕掛けがあったり(内容はここではナイショ・笑)。。。
とても勉強になりました。(倉冨さん、そして奥様、スタッフのみなさま、ありがとうございました!)
日頃、自分のお店の中だけではなかなか"気づき"を得ることは難しいので、今回のような機会は、必然的に今の僕にとって有意義な時間となります。
お店を留守にすることでお客さまにはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、SKiPを永続的に発展させるために、そして、SKiPのお客さまにより付加価値の高いサービスをご提供できるように、このような場には積極的に参加していきたいと思います。
今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございました。