至上最速の・・・。
それは、昨日の出来事でした。
夕方ごろ、お店の前を80歳前後ぐらいと思われるおばあちゃんが、犬のお散歩をしながらお店の前を通りがかろうとしたときに、ふとお店の入り口の前で立ち止まられました。
そして、こちらのほうをじろじろと見られていたので、
僕 「もしよろしければ、どうぞ」
おばあちゃん 「犬は入られないよね?」
僕 「あ、スタッフが外でみてますから、大丈夫ですよ」(とお伝えしても、入り口の外で立ち止まられたままでした)
おばあちゃん 「ちょっと、23.5cmの散歩用の靴が欲しいんだけどね。どんなのがあるか、見せてくれるかね?」
僕 「ありますよ。今お持ちしますね。」
(といって、足に合いそうなフィンコンフォートの靴をバックヤードに取りにいきました)
僕 「たとえば、このようにマジックベルトの靴ですと、履き脱ぎがしやすいと思いますよ」
おばあちゃん 「履きやすそうだねぇ。じゃぁ、これください」
僕 「えっ!?(一瞬のけぞりながら) いやっ、とっ、とりあえず、足のサイズをお測りしてから、えっと、あの~、おすすめしたいと思いますので」(おそらく、その間ほんの1分弱。至上最速の即決)
と、明らかに狼狽しながら、なんとかお店に入っていただき、足をお測りしたうえで、お靴をお求めいただきました。
おそらく、お店の外で即決されるご新規のお客さまは、今回が最初で最後だと思いますし(しかも、犬の散歩途中に)、日本広しといえどもなかなか無い珍事だったと思います(笑)。
あとでお聞きしたところによりますと、そのおばあちゃん(Oさん)はお近くの美容院の方から当店のこと(どんな靴を販売していて、予算はいくらぐらいか、など)をだいたい聞かれていたそうで、やっと納得しました。
ということで、Oさん、SKiPでお靴をお求め下さり、ありがとうございました!
またハナちゃん(←飼い犬の名前)と一緒にお立ち寄りくださいねっ。