ベトナム・ハノイを旅して、一番関心したこと。
それは、ものを大切にする精神がベトナムの人々に浸透していたってことですね。
今の日本は、正直言って、お金さえ払えばほとんどの物が揃っています。しかし、そのひとつひとつの物をどれだけ愛情を注ぎ、大切にして使っているのでしょうか?その精神、文化がしっかりと根付いているとは思えません。
いろいろな文献によると、江戸時代には少なくともそのような精神が一般庶民に根付いていたようですし、さまざまな職種の手仕事、職人仕事は受け継がれていたようです。
おそらく、今の日本人にもその遺伝子はまだ受け継がれているはずです。
これからの自分の仕事を通じて、本当に気に入った物を、手入れや修理を重ねながら、より長く愛用することの重要さ、大切さを少しでも広めていくことができたらと思っています。
ということで、そんなベトナムの人々を少しだけご紹介します。
昨日のブログでも紹介した靴修理のおじさん(ちょっと笑顔w)。
で、そのお店の中を覗くと、お茶を飲んでゆっくりしているおじさんたち発見。一番奥のおじさんは黙々と靴修理をしていましたが、手前のふたりはベトナム語 でいろいろと話かけてきました。英語で応戦しましたが、ほとんど通じず(苦笑)、身振り手振りでコミュニケーション。あちらではJapanのことをザパン と発音するようです。
こちらは家電製品の修理屋さん。
サンヨーの扇風機の部品を修理しているところでした。このにいちゃんもベトナム語で話しかけてきましたが、なんとなく話している様子から、「こうやって修理するとまた高く売れるんだ、へへ。すげーだろ?」みたいな感じでした。
こうやって道路で自転車修理したり・・・
鳥籠を修理したり・・・。
とにかく、ベトナム人は手先が器用なようです。
で、こちらはベトナムの香田晋(笑)。写真ではわかりにくいですが・・。
なにやら、下の写真のような仏具(遺影?)を作っているようでした。(ものを大切にするっていうテーマからは逸れますが)
で、
こちらはベトナムの谷村新司(笑)。
パンプスの靴底修理の真っ最中。こころよく写真を撮らせてくれました。
そんな感じでもう少しベトナムを紹介させていただきますね。