こんにちは、SKiPの寺田純也です。
今日はブログは、メルマガの今月号でご紹介した内容を転載させていただきます。(メルマガ登録をご希望の方は当ホームページのトップページ(中央あたりにフォームがあります)からお願います)
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足のトラブルとしてもっとも一般的な「外反母趾」についてお話ししたいと思います。
外反母趾は足の親指がくの字に曲がってしまう症状で、特に初期の段階で痛みを伴い、変形の度合いが強くなると手術される方もいらっしゃる、やっかいな足のトラブルです。
また、生活する上で欠かせない靴が、外反母趾になるとどうしても合わなくなってしまいがちです。
当店でも、外反母趾で合う靴がなかなか見つからない、といったお悩みをお持ちのお客さまがとても多くいらっしゃいます。
それでは、なぜ外反母趾になってしまうのでしょうか?
ハイヒールでつま先の狭い靴を履いたから?
はい、確かにそれも大きな原因のひとつであることは間違いないでしょう。
ただ、それだけが原因ではありません。
遺伝?
これも確かに言えますね。
外反母趾の方のご両親のどちらかも外反母趾でお悩み、ということはよくあるケースです。
ただ、外反母趾という症状が遺伝する、というよりも、靭帯や筋肉の特質、または身体の骨格などが遺伝し、その結果、外反母趾になってしまうということだと思います。
他にもいろいろと原因はあると思いますが、外反母趾になってしまう一番の原因はおそらく「運動不足」ですね。
運動不足によって、「ふくらはぎやスネ、足裏の筋肉」が衰え、足の骨格を支えている靭帯が悲鳴を上げながら緩み、その結果、足のアーチが低下し(要するに足の骨格が崩れること)、構造的な問題から親指がくの字に引っ張られ『外反母趾』になってしまう、ということです。
その「ふくらはぎやスネ、足裏にある筋肉」を衰えさせないためには、やっぱり歩くことが一番です。
できるだけ裸足に近い状態で自然の中(土の上や凸凹道、山道など)を歩く、それが無理ならMBTシューズやコンフォートシューズなど、足に合った靴を履いて毎日歩く習慣を作る。そういった生活を送っていれば外反母趾にはなりにくいはずです。
もし、すでに外反母趾になってしまっている方は(症状の度合いにもよりますが)、
・足に合った靴を履くこと(症状の度合いに合わせて足をサポートしてくれる靴)
・足に合ったオーダーインソールを靴に装着すること(正しい歩行をナビゲートしてくれます)
・各々の足の症状に合った運動トレーニング&ストレッチをすること
などが必要になります。
要するに、外反母趾にならないように、外反母趾になってしまった方はそれ以上進行しないように、『予防』が重要だということですね。
ということで、今日は外反母趾について綴らせていただきました。
実はこの辺のことをテーマに、6月4日(月)にNHK文化センターの1日講座で話してくる予定です。
もしご興味のおありの方は下記までお問い合わせしてみてくださいね。
<講座内容>
『~外反母趾のお悩み解消!~
失敗しない靴選びと予防トレーニング法』
・フットプリント(足型)をとってみよう
・なぜ足のアーチが重要なのか?
・外反母趾になってしまう5つの理由とは
・靴選びに失敗しないための4つのフレーズ
・お家でもできる予防トレーニング&ストレッチ法
日時:平成24年6月4日(月)10:30~12:00
費用:1890円(NHKカルチャー会員の方は1680円)
場所:NHK文化センター(NHKカルチャー浜松教室)
お問い合わせ:TEL053-451-1515
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それでは、素敵な週末をお過ごしください。