これは、昨日の出来事です。
オーダーインソールの調整で来店されたSさんとお店の外で話していたとき、お店の前にあるクスノキに何か着いているのに気がつきました。
僕 「ん?」
僕 「ん?」
手前と奥に2箇所気になる物体が・・・
僕 「え?」
手前に2つ、ボヤけてますが奥にもう1つ。
僕 「わぁ~!これセミの抜け殻ですが、2つ並んでますね(笑)」
Sさん 「写真を撮っておいたらどうですか」
ということで、パシャリ。
この抜け殻を残した彼らたち(セミのこと)は、どんな心境だったのでしょうか。(あるいはどんな状況で脱皮したのでしょうか)
セミのA太郎くん 「7年間も土の中で我慢してたんだから、まず俺に旅立たせろ!」
セミのB子さん 「ちょっと待ってよ、ズルイじゃないA太郎ったら!私だって7年間よ!」
ふたりはそういがみ合いながら脱皮しました。
・・・といった感じでしょうか。
それとも・・・
セミのA次郎くん 「さぁてと、ようやく旅に出られる。長い年月だったなぁ。せ~のっ、とぅっ!!(パタパタパタパタ)」
それから数日後の朝。
セミのB美さん(当時幼虫)がのしのしとクスノキの枝を登ってきました。
セミのB美さん 「あれ、A次郎くんがいない!A次郎く~ん!ひょっとして、もう旅立ってしまったのね・・・。土の中では「一緒に旅立とうね」ってあれほど約束してたのに・・・(ここで、B美さんの頬から一粒の涙が零れ落ちる)。もうA次郎くんのバカ!バカバカバカ~っ!」
B美さんは泣きながらA次郎くんの抜け殻を叩き続けた。そして、B美さんはその日の夜、A次郎くんの抜け殻を抱きしめながら脱皮しました。
・・・と、まぁそんな感じでしょうか。(そんなわけはない・笑)
とにかく、どんな状況だったのか、謎は深まるばかりですね。