「仕事は楽しいか?」が口癖だった祖父の職業は、国鉄の機関士でした。
子どもの頃、祖父の家に遊びに行くと、たまにSLの模型を見せてくれながら、SLの素晴らしさや機関士としてどういう仕事をしてきたかということを嬉しそうに話してくれたりしました。
そういう祖父を見るたびに、「本当におじいちゃんは仕事を楽しんでいたんだろうなぁ」って簡単に想像がつきましたね。
だからこそ、「仕事は楽しくなくちゃいかん」という祖父の言葉には説得力がありました。
実はちょっと面白い話がありまして。(以前のブログでも綴ったかもしれませんが・・・また綴らせていただきます)
SKiPの駐車場にある貨車ですが、うちがこの物件に入る前にいらっしゃったバウムハットさん(木のおもちゃ屋さん・現在は早出町に移転)が、随分前に国鉄(現JR)の浜松工場から購入されたものです。
そして、その貨車ですが、昭和50年ごろに作られたものなんです。
・・・ということは。
・・・そうなんです、ちょうどその頃、僕の祖父は国鉄の浜松工場で働いていたんですね。(ザワザワザワ・・・)
実際に、祖父がこの貨車と関わりがあったかどうかはもちろんわかりませんが。
それでも、この物件に出会った時は運命を感じましたね。
貨車のほうから、いつも祖父の無言のエールを感じています。
そういう運命的な物件で仕事をさせていただいているからこそ、もっともっとお客さまや社会のために貢献して、この仕事を楽しまないとなぁって思いますし、この場所で少しでも長く仕事を続けて、天国の祖父を安心させてあげたいと思っています。
ということで・・・この調子ですと、ひょっとしたら次回も「仕事は楽しいか?」シリーズになるかもしれません(笑)。
それでは、また。