こんにちは、寺田です。


「100歳、ずっと必要とされる人」という本を最近読みました。


100歳になられた今もなお、現役のサラリーマンをされている福井福太郎さんの生き方や考え方を知ることができて、生涯現役が目標の僕にとって、たいへん為になりました。





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「昔えらかったとか、えらくなかったとか、どうでもいいことなんです。」

「100歳まで働けるなんて、ありがたいよ。」




福太郎さんは、証券会社の社長を務めていた親友からヘッドハンティングされたことがきっかけで、49歳で人生初のサラリーマン生活が始まりました。

出世など全く興味がなかったようで、その親友を愚直なまでに支え続けたそうです。


とても謙虚で、利他の精神が生き方や一つひとつの言葉に滲み出ている福太郎さん







「働き続けるのは、それが本能だからだよ。」

「動物は、死ぬまで自分の力で食料を調達して生きている。人間も動物の一種。死ぬまで働くべきだ」


と福太郎さん。




現代は、モノや情報で溢れ、いろいろな面で昔に比べると豊かになってきました。

しかし、その反面、世の中全体でのストレスも多く、働くことや育児などで悩んでいる人も昔より多くなっているのではと思われます。


だからこそ、福太郎さんのように、働き続けるのは本能!とシンプルに物事を考えたり、人間としての本能に従って生きていくことが、状況によっては必要なことなのかもしれないなぁと思いました。



とにかく、100歳になっても、会社や家族、社会(出版という形で)から必要とされるってことは、本当に素晴らしいことですね。


久々に清々しい読後感が残った1冊でした。