こんにちは、寺田です。


台風がまたやってきましたね。。。
前回のように、大きな被害がでないことを祈るばかりです。




先日、46歳になった今も現役を続けている三浦カズ選手の著書「やめないよ」を読み終えました。

印象に残った文章をいくつかご紹介します。



「J2は48試合の長丁場で徐々に疲れもたまってくるけど、勝っていれば苦にならない。充実感が疲労感を上回る。勝利ボーナスももらえるし、生活が良くなって明日への希望も膨らむ。逆に負けが続くと絶望的な気分になるし、生活もセコくなっていく。プロってそういうもんなんだ。」


「年齢を重ねた選手に対しては固定観念があって、疲れが見えるとすぐ交代させられることが多い。ただ、筋肉は使い切ることで状態が良くなるもの。無理をしないと、どんどん無理ができなくなってしまう。つまり僕らはマグロと同じ。マグロが泳いでいないと死んでしまうように、ピッチに立ち続けないと選手生命が終わってしまうんだ。」


「目標は10年後に同じスーツを着られる体でいること。絞り込んでいる今のウエストのサイズを維持するのは難しいとわかっていても、ベストな自分を意識しながら生きていたいんだ。」


「ずっと(サッカーを)やっていたいね、死ぬまでね。」




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上記以外でも、ところどころで強烈なプロ意識、そして自信を感じることができました。


どんなことがあっても、ブラジル時代の大変さに比べたら大したことがない、という自信。

いくらメディアやサポーターに叩かれても、「ピストルで撃たれて死ぬわけじゃないから」と、平然と言える自信。



15歳でブラジルに渡り、厳しくて、激しいサッカーを経験してきたことが、46歳になった今もなお現役を続けているカズ選手を支えている土台になっていると感じました。

そして、そういった頑丈な土台は、確固たる「信念」を生むのかな、と思いますね。






「信念」





・・・この言葉、大好きです。



これからの時代、「信念」を持つことほど大事なことはないんじゃないかなって思います。

どんなことがあってもブレない軸を持つこと、とも言えるのかな。



世界中を見渡しても、46歳で現役を続けているプロのサッカー選手はほとんどいないと思いますし、これだけファンを魅了できる46歳のアスリートもいないと思います。

そういう意味で、カズは超一流のプロフェッショナルですね。



著書「やめないよ」を読んで、あらためて、この信念の男、三浦知良選手の今後の活躍が楽しみになりましたし、僕ももっといろいろな経験を積んで、確固たる信念を持てる人間になりたい、そう強く思いました。