こんにちは、
ジュビロのことを綴りたいと思っていますが、
先日、小3の長女と『風立ちぬ』を観てきました。
もうすでに古い話題だと思いますが、
結論を先に言うと・・・
『風立ちぬ』は、僕にとっては『千と千尋』『トトロ』と並ぶ傑作でした。
僕は何も前情報を持たずにこの映画を観に行ったのですが、
まぁ映画ですから、いろいろな意見や見方があって当然ですし、
『風立ちぬ』を傑作だと思った2つの理由
- その1 菜穂子の美しさに惚れた
ささやかな結婚式を挙げるシーンがあるのですが、
あのシーンを映画館で観ることができただけで、
アニメーションを通じて、女性の美しさをあそこまで表現できる宮崎駿は、スーパーお爺ちゃんです。尊敬の念を抱かざるを得ません。
結核を患いながらも、二郎のために生を全うした菜穂子。(彼女が二郎の元を去った後の、黒川婦人の「美しいところだけ好きな人に見てもらったのね。」というひと言に凝縮されていましたね)
世の中の矛盾と向き合いながら、子どもの頃からの夢や理想を追い続けた二郎。(菜穂子が喀血したことを聞いた彼が、彼女の元へ向かう電車の中で、涙しながら設計の計算をしていたシーンが印象的でした)
「人生のピ-クは、約10年間だ。君はその10年をどう生きるのかね?」とカプローニ。(その力強い眼差しは、宮崎駿が僕に訴えかけてきたかのような錯覚を覚えました)
そう、人生は短く、そして、儚い。
娘とふたりで映画を観られるのも、今回が最後かもしれない。
仕事が終わった後、疲れて帰宅した僕に「鬼ごっこしよ!」と息子が抱きつきながら言ってくれるのも今だけかもしれない。
仕事は生涯現役を目標に、って自分では思っているけど、思うように身体も心もついていけるのはもうあと10年もないのかもしれない・・・。
ラストのシーンで菜穂子が二郎に言った、「生きて・・・生きて・・・」は、おそらく「大変なこの時代を生き抜いて」ではなく、「夢や理想に向かって" 今を" 生きて」だったのではないでしょうか。
今を生きよう。
改めてそう思わせてくれた宮崎駿監督に対して、感謝の気持ちしかありません。
・・・ということで、風立ちぬ熱がまだ冷めることがないので(笑)、次回のブログもこのネタでいく予定です。
- その2 「今を生きる意味」を考えさせられた
結核を患いながらも、二郎のために生を全うした菜穂子。(彼女が二郎の元を去った後の、黒川婦人の「
世の中の矛盾と向き合いながら、
「人生のピ-クは、約10年間だ。君はその10年をどう生きるのかね?」とカプローニ。(
そう、人生は短く、そして、儚い。
娘とふたりで映画を観られるのも、今回が最後かもしれない。
仕事が終わった後、疲れて帰宅した僕に「鬼ごっこしよ!」
仕事は生涯現役を目標に、って自分では思っているけど、
ラストのシーンで菜穂子が二郎に言った、「生きて・・・生きて・
今を生きよう。
改めてそう思わせてくれた宮崎駿監督に対して、感謝の気持ちしかありません。
・・・ということで、風立ちぬ熱がまだ冷めることがないので(笑)、