Oさんが初めて当店にご来店くださったは2009年5月2日。
SKiPを開業したのが2009年の4月20日なので、本当に開業後まもなくお立ち寄りくださったわけです。
その後も、息子さんのお靴も含めて何足も当店でお求めいただいていましたが、その5月2日にお求めいただいた一番最初の1足が、フィンコンフォートのサボタイプのサンダルでした。
先日、そのサンダルをお預かりして、靴底修理、中敷きの革交換、ミシンのほつれ修理などを施し、本日無事お渡ししました。
アッパーの革の風合いがとてもいい感じです。
Oさんとの出会いから今までのことを思い返しながら、気持ちを込めて修理しました。
これでまた当分の間、このサンダルを履いていただけると思うと、なんだかホッコリした気分になりますね。
お気に入りの靴(モノ)を、修理を重ねながら、愛着を持って長く履き(使い)続ける。
そんな価値観を大切にしていきたいものですね。