1歳児の子どもがヨチヨチ歩きから始めて少しずつ歩き方を覚えるように、コンピュータも歩き方を学習することができるそうなんです。
ちょっと驚きですよね〜。
以下の動画は、コンピュータ上に再現された生き物が歩き方を修得する過程を示した動画のようです。
結構面白いので、興味がおありの方はご覧になってみてください。
途中で、「これは我が家の次男坊(2歳)か!?」って思うようなロボットも出てきましたが(笑)、特にダチョウか首長竜のような胴体にヒト型の足を付けた謎の生き物の歩行が面白かったです。
このコンピュータシミュレーションですが、体を構成する各ブロックには重量が設定され、骨格と筋肉が組み込まれ、動物らしい動きができるようになっているそうです。
最初はまったく歩くことのできなかったこの生き物が、2本の足を交互に動かして前に進むことを覚え、最終的には首とシッポでバランスを取りながら歩けるようになるまでを段階的に示していて、思わず「ほぉ〜」って唸ってしまいました。
遺伝的アルゴリズムっていう言葉があるそうで、これは、自然淘汰により最適な遺伝子が残ってきたようにシステムの中で自然淘汰のシュミレーションを行い最適解を求めようというものだそうです。
人工知能とかを研究する中で発展した考え方のようですが、要はプログラム上の生き物がその遺伝的アルゴリズムによって進化し、歩行動作がどんどん洗礼されていくというわけですね。
いやはや恐るべしです。
このような科学がいずれヒトのために活用される日が来ることを願っています。