突然ですが、ブルーライトってご存知ですか?
ブルーライトとは、パソコンやスマホ、LED照明などから大量に出ている青い光のことで、最近の医学的研究により、このブルーライトが人間の健康や生活リズムに影響を与えていることがわかってきているそうです。
ここ数年でスマホの普及率が格段と上がり、暇さえあればすぐにメールやネット、SNSなどをチェックしてしまうという方や、仕事上、パソコンでの作業が1日の大半を占める、という方が増えているのではと思います。
そのような世の中に警笛を鳴らす1冊、「ブルーライト 体内時計への脅威(坪田一男著)」を、同業の先輩ムッシーさんから教えていただいたので、当ブログでご紹介させていただきます。
本書では、夜寝る前にブルーライトを過剰に浴びると、次のような悪影響があるとしています。
・目が疲れやすくなり、目の病気になるリスクが高まる
・夜眠れなくなり、朝の目覚めが悪くなる
・太りやすくなり、血圧や血糖値が上がり、糖尿病のリスクが高まる
などなど。
あと、肌老化などのアンチエイジングにも関係しているそうです。
ブルーライトは太陽光にも含まれており、太陽とともに生きてきたヒトにとって、体内時計の最も重要な調整装置になっているとのこと。
朝、私たちが太陽光を浴びると、網膜がキャッチした信号が脳の視交叉上核に届き、睡眠を司るホルモン・メラトニンの分泌を急速に抑えるそうです。そして、朝になったことを伝える信号を全身に送って、体内時計を日中時間に合わせるようにできているわけです。
このブルーライトを、夜スマホやパソコンといったブルーライトを強く出す光源から大量に浴びたら、以上のような悪影響が出てしまうのは当然といえば当然かもしれないですね。
このような悪影響を防ぐためには、以下のような対策を著者は勧めています。
・夜の照明は、白色ではなく黄色や赤っぽい色を選び、明るさは暗めにする
・夜、パソコンを使う場合、ブルーライトをカットするメガネをかける
・寝る前の2時間は、パソコンやスマホを使わない
・朝食は決まった時間にしっかりと食べる
・朝~昼はしっかりと太陽の光を浴びる
・寝るときは部屋を真っ暗にする
などなど。
僕は早速ブルーライトを36%カットするメガネを購入しました(笑)。
まだ使用して数日ですが、目の調子もいいですし、このまま使ってみるつもりです。
あと、パソコンやスマホの輝度をできるだけ下げたり、夜にスマホを見ないようにしたり、いろいろと気をつけるようになりましたね。
そうそう、ブログもこれからは午前中にアップすることになると思います(笑)。
ということで、日頃から健康に気をつけていらっしゃるあなたにも、ぜひこの1冊をオススメしたいと思います。