ここ最近、左足の股関節まわりに張りや痛みが出てしまい、ストレッチはもちろん、他にもいろいろと試してみました。
その中で、ビワの葉温灸療法という自然療法が、なんだかいい感じだったのでご紹介します。
ビワの薬効は昔から知られていたそうで、今から3千年前も昔のインドの「涅槃経(ねはんきょう)」という経典にも、「ビワの葉や枝、茎、根には大きな薬効があり、どんな病苦も癒す」と記されているそうです。
ビワの木のことを「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」と絶賛しているぐらいですから、当時からかなり評価が高かったんでしょうね。
そんなビワの葉を使った温灸療法ですが、まず準備していただくものは、
・ビワの葉(緑の濃い厚い葉が良いようです。もしご興味がおありでしたら差し上げますのでご連絡ください)
・棒もぐさ(僕はamazonで購入しました)
・8枚折りの紙
・8枚折りの布
です。
手順としては、
①ビワの葉を2〜3分間、水に浸す
②その後、葉っぱの水分と汚れを拭き取る
③棒もぐさの先端に火をつける
④ビワの葉の表面を患部に当てて、その上に8枚折りの布、そして、8枚折りの紙、を当て、火のついた棒もぐさを直角に指圧の要領で押し当てる
といった感じです。
詳しくお知りになりたい方は「ビワの葉自然療法」という本をぜひご覧になってみてください。
身体の痛みだけでなく、慢性病や重い病気、神経痛、アトピーなどにも効果的だそうです。
実際に、著者のお母様は足の障害をこのビワの葉温灸で乗り越えられたそうです。
僕はまだ2回ぐらいしか試していませんが、股関節の張りはだいぶ解消されました。(温灸以外の他の要因ももちろんあると思いますが)
身体の深部にじんわりと効きますし、とにかく気持ちがいいのでぜひオススメしたいですね。(唯一の欠点としては、煙の匂いが強いことでしょうか。。。)
上記の本には、他にもビワの葉を使った療法がいろいろと紹介されていますが、もし「この使い方のほうがオススメだよ!」っていう方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね。