昨晩のフィギュアスケートで、羽生結弦選手がショートプログラムで世界最高得点を更新しましたが、ご覧になりましたか?
いやぁ、とにかく完璧と言ってもいいぐらいの演技でしたね。
「天才」とは、まさに彼のことを言うんでしょうね。
身体の使い方、ジャンプの高さや質、ステップ、安定感などなど、すべてにおいて他の選手とは次元の違うレベルのように感じました。
もう、今の彼にとって越えるべきものは、「羽生結弦」しかいないでしょう。
そんな彼が演技後のインタビューで、
「すごく緊張していましたけど、そんな緊張している自分をしっかりと意識して滑ることできたかなと思っています」
といったような内容のことを話していました。
僕はそれを聞いて、「おおお!」って思いました。
なぜなら、それは、僕が今学んでいる「アレクサンダーテクニーク」に通じることだったからです。
羽生選手は緊張している自分自身(=自己)をしっかりと意識、観察できていたから、あの結果につながったわけですが、これは僕たちが日常生活で、歩いたり、座ったり、家事をしたり、パソコン作業をしたり、という動作をするときにも同じことが言えると思います。(羽生選手とは随分と状況は違いますが)
そういった日常生活の中で、身体のどこかに必要のない緊張があることに気がつけていたり、その都度、(羽生選手のように)自己観察できていたり、自分の身体をうまく使うことができたら、今あなたが悩まれている身体(足や膝、腰など)の痛みをもっとラクにすることができるはずです。
そして、そのために最適なメソッドのひとつが、アレクサンダーテクニークなんですね。(詳しい説明は長くなりますので、今日はやめておきます)
まだまだ時間はかかりますが、靴やインソールを作る「整形靴技術(オーソペディシューテクニック)」に加えて、身体の使い方を教えられる技術「アレクサンダーテクニーク」をしっかりと確立させてあなたの役に立ちたい、というのが今の僕にとって一番の望みであり、それが確立できた時こそが、SKiPにとっての「本当のスタート」だと思っています。
ということで、早くそのスタートを切ることができるように、地道に、愚直に、頑張ります。