猟師・ 片桐邦雄さんのお話をお聞きして思った「命の尊さ」と「靴１足の重み」。

昨日、「とって食べる」という面白いコンセプトの活動をされているNさんにご案内いただき、猟師・ 片桐邦雄さんのお話をお聞きしてきました。

片桐さんは天竜をフィールドに活動する猟師（イノシシ・シカなど）であり、養蜂家であり、料理人でもありまして、日頃なかなかお目にかかれないような本当に凄い方でしたね。

命の尊さ、命をいただくということ、狩猟の世界の話、現代社会の自然環境問題などについての熱いお話をお聞きできて、とても有意義なひと時となりました。

片桐さんは罠猟でイノシシを生け捕りする、というとても珍しい方法で狩猟されているそうです。

実際に捕えたイノシシを屠殺＆解体する映像も観させていただきましたが、「日々こうやって動物の命をいただくことで僕たちも生かされているのだな」とあらためて思わされましたね。

当店で扱っている靴も、ほとんどが牛など動物の革で作られているわけですし、「命あるものを扱っている」ということを常に意識して、そして感謝の気持ちを忘れずに、これからも一人ひとりのお客さまに、一足一足の靴を丁寧にご提案していきたいと思いました。

↑両手を上げて熱く語られてる方が片桐邦雄さん。奥のお二人は息子さんです。

今回のトークイベントでは、天然イノシシ鍋も振舞っていただきました。

最初のひと口を食べたとき、

って正直、衝撃を受けましたね。

塩ベースの味付けでしたが、肉は臭みもなく、脂っこくもなく、味に深みがあり、本当に美味しかったです。

片桐さんは料理人としてご自身のお店も経営されているそうですので、そちらにもまた機会を見つけて足を運んでみたいと思います。

ということで、Nさん、ありがとうございました！

竹染（ちくせん）