こんにちは、 SKiPの寺田です。
いつもお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
前回ご好評につき(←勝手な自己判断)、今回も引き続き「花のように、生きる」シリーズネタです。
仏教には、無財の七施(むざいのしちせ)といって、「財力や教えを説く知識がなくても、他人にして差し上げられるおこないがある」そうで、その七つのうちのひとつが、「和顔施(わげんせ)」とのこと。
これは、どんなときでも、誰に対しても、穏やかな笑顔で接する、という意味だそうです。
確かに、笑顔を見せること自体はお金もかからないし、知識も必要ないですから、誰でもできそうですよね。
た・だ・し。
そうなんです、た・だ・し、なんです。
ただし、この「どんなときでも」っていうのはかなりハードルが高いんですよね。(人間誰しも、気分が乗らないときや悲しいときがありますから)
ただし(その2)、「誰に対しても」っていうのも更にハードルが高い。(人間誰しも、どうしても好きになれない人がいたり、生理的に?受けつけない人もいるでしょうし)
ただし(その3)、最後に「穏やかな」っていうのがきてますからね。(作り笑顔やぎこちない笑顔じゃあきまへん、ってことですよね)
まぁ、お釈迦様も「その和顔施は全然なってない!」みたいに、そこまで厳しくなかったと思いますけど。
こう考えると、いつも穏やかに「ただ」咲いている花は、本当に素晴らしい存在なんだなって思いますね。
まだまだ修行の道のりは、長いです。