仕事の締め切りやタスクに追われているビジネスマン、家事と育児で手一杯の主婦の方、学校の宿題や掛け持ちの習い事でぼぉ〜っとする暇さえないお子さんなど・・・、老若男女問わず、なにかと忙しい現代社会。
僕もそうですが、自分の容量をオーバーしてしまうと、やらなければいけないこと(目先のこと)ばかりに意識がいき、自分自身のこと(今この瞬間のこと)を忘れがちになりますよね。
そういう時間が積み重なると・・・
そうです。
あなたもよくご存知のように(?)、身体のどこかに生じている余分な緊張(もしくはストレス)が、身体の痛み(腰痛など)や心身の疲労などを引き起こしてしまいます。
そこで今回、そういったオーバーフローを起こさないようにするためのエクササイズを、ひとつご紹介します。
それは、なにかをする前に「2秒間待ってみる」です。
もし、今あなたが仕事中でしたら、「電話がなってもすぐに出ないで2秒待ってから出る」でもいいと思いますし、もしあなたが奥さんと喧嘩中ででしたら、「すぐに反論しないで2秒(いや10秒?笑)待ってから、自分の言い分を相手に伝える」でもいいと思います。
こうやって、外部からの刺激に対する習慣的な反応を意識的にやめることを、アレクサンダーテクニークの原理では「抑制(inhibition)」と言われています。
意識的な「今」を積み重ねることができれば、身体の痛みや余分な緊張(ストレス)を緩和することができ(しかも夫婦や恋人とも仲良くいられ)、その結果「歩くこと(生きること)が楽しくなる」はずです。
僕がアレクサンダーテクニークを学んでいる理由は、まさにそのことをあなたとシェアしたいからですね。
ということで、「2秒間待ってみルール・笑」、もしよかったら一度と言わず、何度でも試してみてくださいね。
追伸
そろそろ梅雨入りですね。SKiPでは、ひと足早く紫陽花が咲いています。