昨日、たまたまテレビをつけていたら、小池龍之介さんという新鋭のお坊さんが出ていました。(僕も彼の著書を読んだことがあります)
その中で、自分の身体の感覚を観察しながら、室内をひたすら行ったり来たりする瞑想(?)みたいなことが紹介されていましたが、僕はそれがすごく印象に残りましたね。
ちょっと気になったので、早速今ネットで調べてみたら、
「歩くことは、心を安らかにするのと同時に頭と心を覚醒させる大きな力があります。私の『歩行禅』のワークショップでは、目的を持たずにひたすら歩き続け、からだに起こる感覚だけに集中する訓練をします。景色のいい場所などは必要なくむしろ部屋の端から端を行ったり来たりする方が適しています。無意味な反復行為の中で、ムダな情報や思考がおのずと淘汰され、心の乱れがおさまります」
という小池さんの文章が紹介されていました。
特に「歩行禅」という言葉が気に入りました。
「歩くことは、心を安らかにする」もいいですね。
先日のブログでも書きましたが、現代社会はなにかと忙しく、自分自身(=心と身体)と向き合う時間が少なくなりがちで、その結果、ストレスや身体の痛みなどを生じやすいのではないかなと。
ということで、日常の隙間時間に、僕もこの「歩行禅」をやってみたいと思います。