最近、今は亡き日清食品の創業者・安藤百福さんの自伝「魔法のラーメン発明物語」を読みました。
この本を読んで一番印象に残ったことは、様々な事業失敗や裏切りなど大変な体験を経て、無一文の身で世界初の即席めん「チキンラーメン」を生み出したこと、しかも当時安藤さんは48歳だった、ということですね。
自宅の庭に建てた小さな小屋に朝から晩まで立て籠もって、1年かけてチキンラーメンを発明したそうです。
平均寿命を考えたら、48歳といえばそれこそ折り返し地点を回った後ですよね。
そこから、今や世界中で支持される企業に成長を遂げたわけですから、安藤百福さん恐るべしです。
ずいぶん前にブログで「カーネル・サンダース」や「伊能忠敬」の人生について綴らせていただきましたが、安藤百福さんを含め、こうやって人生を何度もゼロからやり直したり、人生の後半戦を新たなステージで活躍してこられた方々を、僕は心から尊敬しますね。
まぁ、そういう偉人たちに比べたら、僕なんて本当にか弱いヒヨっ子ですけど。。。
とにかく、これからの人生でどんなことが起ころうとも、チャレンジ精神を忘れずに、一歩ずつ前に向かって歩んでいきたい、そう心から思わせてくれた良書でした。