こんにちは、寺田です。
最近読んだ「サピエンス全史(上・下)」という本がとても面白かったです。
特に上巻の内容が興味深かったですね。
僕たちはホモ属(人類)のサピエンスという種に属しているのですが、何万年も昔には、ネアンデルタール人とかフローレス人といったホモ属の他の種と共に生きていた時代があったとのこと。
これってすごくワクワクしませんか?
僕たちの祖先が、ちょっと見かけの違うネアンデルタール人と山の中で偶然遭遇し、小競り合いとかもしたでしょうし、ひょっとしたら顔見知りになって、「よう!」「おう!」ぐらいのコミュニケーションを交わしたこともあったかもしれません。
本の中では、ネアンデルタール人など他の種が絶滅して、サピエンスだけが生き残ることができた理由なども書かれています。(知りたい方はぜひ本を読んでみてくださいね)
この本を読んでよかったと思った一番の理由は、サピエンスがこれまでに辿ってきた歴史を知ることで、僕たち現代人が置かれている状況を俯瞰することができたことですね。
「視点を上げることができた」という表現でもいいかもしれません。
視点を上げることで、今まで見えなかったものがはっきりと見えることがありますから。
それこそが、僕にとっての読書の醍醐味ですね。
ということで、もしオススメの俯瞰本(!?)がありましたら、今度こっそり教えてくださいね。