クリスマスが近づき、我が子たちがソワソワし始めていますが、そろそろサンタさんもフィンランドで身支度を終えた頃でしょうか。



ちょうど2年ほど前のこの時期、このブログで、


「好きなことを仕事にしたい、ではなく、好きなように仕事がしたい。自分が選んだ道で、自分自身が納得できる仕事をしたい」


といったようなことを綴っていました。


あれから2年経った今、自分の仕事観に関して、あえて付け加えるとしたらあと2つ。


・アドラー心理学で言われる「貢献感」を感じられているかどうか

ここで言う貢献感とは、「ありがとう」など、貢献できていると思える証拠を人からもらうことで得られる実感や、貢献しなければならない、といった強制的な意味合いではなく、他者に貢献していることを自分自身が実感できているかどうか(自分で自分を満たすもの、自己完結できるもの)、ということだそうです。


・好きなことより、得意なこと、やっていて苦にならないこと

以前ブログでもご紹介した落合陽一さんも何かのメディアで言っていましたが、苦にならないことを仕事にするのはとても重要ですね。
例えて言えば、「ワクワク、ドキドキ、好き好き!」といった10代の恋愛より、熟年の仲良し夫婦のようなしっとりと静かな日常が続く「愛」のような感じでしょうか(笑)。
僕にとっての得意なことや苦にならないこととは、指先を使って何かものを作ることだったり、自分が決めたことを地道に継続することだったり、こうやって文章を書くことだったり、人(特にご年配の方)とお話をすることだったり、写真を撮ることだったり、人前で話すことだったりします。

僕の場合、大好きなこと(例えばサッカーやアウトドアなど)を仕事にすると、うまく言えないですがなんか長く続かなかったり、嫌いになってしまったりしそうなんですよね。(その前にJリーガーになれる素質がなかったこともありますが)
本当はすごく好きなことが仕事になって、その仕事をずっと継続できれば一番いいとは思いますが。



まぁ、こういう仕事観って人それぞれでいいと思いますし、結局は自分が納得できているかどうかが重要なことだと思いますね。

僕は今、自己完結できる貢献感を感じていますし、一日中この仕事をしていて苦になりません。

そういう意味で、この仕事は僕の天職だと思っていますし、この仕事に出会えて本当に幸せですね。


これからも感謝の気持ちを忘れずに、この仕事をより深く探究していきたいと思います。




ということで、


いつの日か、これから世の中に出る(悩める)若者や我が子たちが、このブログを読んで何かを感じてくれたとしたら本望です。




少し早いですが、メリークリスマス!





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