先日のジュビロ磐田ですが、ジェフ千葉に1−2で敗れました。

正直、ジュビロ磐田という「クラブ組織」として、この試合は絶対に負けてはいけない戦いでした。(僕は少なくともそう思っていました)

なぜなら、ジェフ千葉には昨年ジュビロが戦力外通告した川又堅碁選手が出場していたからです。(他にも田口選手も移籍)

そういう理由から、僕はこのジェフ千葉との試合をとても楽しみにしていました。


それが事もあろうか、その川又選手に豪快に先制ゴールを決められてしまい、しかも以前在籍していた安田選手にも決勝ゴールを決められてしまうとは。。。

本当に残念でしたし、とても悔しかったですね。

それでも僕はこれからもジュビロを応援し続けたいと思いますが、こういう試合を続けていると新しいファンの方が離れていってしまわないか心配です。


猛暑の中の連戦で、選手たちも大変な状況だと思いますが、気を取り直して次節以降の奮起を期待したいと思います!


以上が、ジュビロを応援する側からの感想です。






ここからは、サッカーを愛する一人の人間としての感想です。



このジュビロとの試合で、川又選手は絶対に「結果」を残さなければいけなかった。



そう、一人の男として。



彼は、名波前監督の元、ジュビロのエースとして君臨していましたが、3シーズン目(昨シーズン)は怪我が重なり(ゴールポストに体ごと突っ込み肩を脱臼するという大怪我を含む)、リーグ戦では1得点のみに終わりました。

その結果、必死のリハビリの甲斐なく、リーグ途中から新しく就任したフベロ監督の構想を外れ、まさかの「0円提示」つまり戦力外通告を受ける結果に。

そのこと自体は、厳しいプロの世界ですし、仕方がないといえば仕方がないですが、川又選手としては


「やられたらやりかえす。倍返しだ!!」


・・・とまで思ったかどうかはわかりませんが(苦笑)、そのぐらいの悔しさと心意気を胸に秘めて、先日のジュビロ戦に臨んだことは間違いないでしょう。



そして、見事なゴールで「結果」を残した川又選手・・・。



ゴールした後、ジュビロサポーターに対する気遣い(?)からか、必要以上に喜ぶわけでもない、その彼の姿はまさに侍のようでしたね。

ジュビロを応援する立場としては、とても悔しかったですが、それと同時に、戦う男が見せるこういう一瞬こそがサッカーやスポーツの醍醐味でもあると思いました。


ということで、厳しいリハビリや解雇を乗り越え、敵地で渾身のゴールを決めた川又堅碁選手に、一サッカーファンとして心から拍手を送りたいと思います。







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