突然ですが、「ゴラッソ」って言葉、ご存知ですか?
ゴラッソとは、サッカーにおいて見事なゴールを決めることを指すスペイン語のスラングのことで、 スペイン語では「golazo」と表記されます。
また、見事なゴールが決まった時の歓声としても用いられるそうですよ。
昨日の日本代表の試合における伊東純也選手のゴールは、まさに「ゴラッソ」でしたね。
あのゴラッソをみて、ひとりで大学の卒業旅行をした時のことを思い出しました。
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パリの街を2週間ほど美術館巡りなどでぶらぶらとした後、スペインのバルセロナに渡り、その後、東海岸沿いの美しい街バレンシアで、リーガエスパニョーラのバレンシアvsビルバオの試合を観戦しました。
試合は2-2のまま終盤に差し掛かったところで、サイドからの綺麗なセンタリングが上がり、逆サイドを全力で駆け上がったバレンシアのサイドバックの選手(名前は忘れました)が、そのボールをダイレクトでズドン!とボレーシュートを打ち、見事ゴールネットを突き刺しました。
その瞬間、サポーターたちの大歓声でスタジアムは揺れ、僕は興奮して立ち上がり、気がついたら隣のおじさんと抱き合って喜んでいました(笑)。
それは、まさに僕がその卒業旅行で求めていた異文化交流でしたね(笑)。
とにかく、ボレーシュートが決まった瞬間のあの魂が震えるような体験は、今でも鮮明で強烈な記憶、皮膚感覚として残っていますし、今思えばあのゴールこそが、僕が生まれて初めて生で観た本場の「ゴラッソ!」でした。
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昨日の試合は、伊東選手のゴラッソ以外にも、全体的に安定した堅い守備が目立ち、久しぶりに素晴らしい試合だったと思います。
ただ、厳しめな視点で言うと、今の代表にはちょっとしたスパイスというか、遊び、クリエイティビティが足りないように感じています。
イメージ的には、以前の代表における遠藤保仁選手や小野伸二選手、名波浩さん(現松本山雅監督)のような存在でしょうか。
そう簡単なものではないと思いますが、何人か化けそうな選手はいますし、そんな存在が今年開催されるW杯カタール大会までに現れたとしたら、日本代表がベスト8に進むのも夢ではないかもしれません。
ということで、
がんばれ!日本!
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