最近、読んで面白かった本といえば、新田次郎の「孤高の人」ですね。

大正から昭和にかけて活躍した社会人登山家、加藤文太郎の生涯を描いた作品です。


加藤文太郎はかなりの健脚かつ速足で、日本の山々を疾風の如く駆け抜けた人生でした。


最終的には、妻子を残して、北アルプスの北鎌尾根で遭難して亡くなってしまうのですが、結末がわかっていたので、終盤は読み進めていくのが辛かったですね。



僕も山が好きですが、どちらかと言うと「山登り」ではなく「山歩き」が好きです。

例えば、(まだ登ったことはありませんが)富士山を重い荷物を背負って、歯を食いしばりながら登っていくというより、できるだけ軽い荷物で、景色を楽しみながら山道を歩く、といった方が僕には合っていますね、体力的にも・苦笑。


文太郎のような雪山を一人でズシズシと突き進んでいったり、雪の中でテントなしの野宿(ビバーク)をするとかは到底僕にはできませんが、だからこそそんな彼の山に対する姿勢や行動力に惹かれましたし、僕ももっといろいろな山を歩いてみたい!と思わせてくれました。


山登りが趣味の方や、これから山を歩いてみたいという方には、ぜひオススメしたい1冊です。


他にも、加藤文太郎が題材の「単独行者」(著者 谷甲州)や、文太郎本人によって書かれた「単独行」が有名ですね。


これらの本も、これからじっくりと読んでみたいと思います。







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