「禅」に関する本を読むことが多い今日この頃です。
「威儀即仏法(いぎそくぶっぽう)」 という道元が残した言葉がありますが、これは日常生活のすべての動作が、仏法そのものであるという意味だそうです。
つまり、荒行や難行が修行なのではなく、日常生活のなかに修行があると、禅宗では説いているわけですね。
自分の生活に照らし合わせてみると、例えば玄関先で靴を揃えるとか、食事のときは必ず手を合わせていただきますをするとか、毎朝、家族と目を合わせて「おはよう」と挨拶するとか。
まぁ挙げたら切りがないほどですね。
こういった禅的な習慣は、僕たち日本人の生活に馴染んでいるものだと思いますが、実際には一つひとつの行いを丁寧に毎日やっているかと自分自身に問うてみると、・・・な部分も多々ありますね。
何かと忙しない現代社会ですが、日常における目の前の一つひとつのことに意識を向けて、丁寧に暮らしていくこと、この仕事をしていくこと。
そういったことをこれからの人生でより大切にしていきたいなと思っています。
あ、そうそう、「歩行禅のすすめ」という本の書評をコラムに載せましたので、ご興味がおありの方はぜひこちらにもお立ち寄りくださいね。
追伸
歩くことは、禅的な修行ですね。
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