【散歩道】佐鳴湖の湖畔を歩く。
今回は、浜松駅から車で20分、SKiPから車で5分ほどの距離にあり、浜松市の中央部に位置する佐鳴湖のお散歩コース(西岸)を動画でご紹介します。(歩行距離はおよそ2キロ、歩行時間は20〜30分ほど)
佐鳴湖は、周囲約5.5キロほどの汽水湖で、ウナギをはじめ約50種類の魚、テナガエビなど7種類の甲殻類、4種類のカメなどが生息しているそうです。
また、約100種類の野鳥を一年通じて観察できますし、哺乳類ではタヌキやイタチなども生息しているそうです。
他にも、トンボ約30種類や蝶の仲間などたくさんの昆虫が生息しています。
佐鳴湖は、古くから猿投の浦(さなげのうら)、左奈池(さなのいけ)、佐鳴ケ浦、入野池など、多くの呼び名で親しまれてきましたが、1805年(文化2年)3月18日に、当時江戸幕府の天文方だった伊能忠敬(いのうただたか)が初めて測量のための杭を立てたそうです。
実業家として成功していた忠敬は、49歳で隠居し、50歳になって天文・暦学を学び始め、その後前人未到の全国測量を成し遂げました。
そんな彼が、今から200年前に、佐鳴湖の湖畔を歩いていたことを思うと、ちょっぴり胸が熱くなりますね。
今回は西岸だけを歩きましたが、佐鳴湖はぐるりと1周歩いたり走ったりすることができますし、所々に楽しめるスポットや眺めがあるので、週末や早朝のウォーキングやランニングを楽しみたい方にぜひオススメします。
佐鳴湖公園の情報サイト
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